活動内容
教育支援
支援のはじまりと広がり
JOY GIFT(ジョイギフト)は、南インドのスラム街に暮らす子どもたちに、 “継続的に学ぶ機会”を届けることを目的としたNPO法人です。
「生まれた環境に関係なく、すべての子どもが希望ある未来を描けるように」
そんな想いで、現地団体と連携しながら活動を展開しています。
初期は一人、二人の子どもたちへの学費支援から始まり、現在では200名を超える子どもたちの教育を継続的にサポート。
そして2025年、新たなステージへ:NPO法人化し、活動をさらに拡大中。
支援地域は南インド・ベンガルール。
「インドのシリコンバレー」とも呼ばれるベンガルールには、1,000~2,000のスラム街があり、100万人以上が暮らしています。
そのうち、子どもは30~40万人規模にのぼると推定されています。
“継続的に学ぶ機会”を届ける
building blocks
現地NGOのFamily Development Services(通称 Building Blocks)は、スラム街で12の幼稚園を運営し、約800名を超える子どもたちに、無償で高品質な幼児教育を提供しています。
入園は3歳から、英語・算数・科学・社会・生活スキルを中心とした教育、スポンサー企業の支援により、すべて無料で通園可能です。
※ JOY GIFTはbuilding blocksの運営には関わっておりません。
教育格差について
幼稚園卒園後の課題
継続して学べない現実
Building blocksの幼稚園で英語教育や生活スキルを身につけた子どもたち。
しかしその多くが、卒園後に学びを継続できない現実に直面しています。
公立小学校は無償で通学できるが建物は老朽化、教科書・電気・英語教育も不十分なところが多く、私立小学校は質の高い教育を受けられるが、学費が高く、多くの家庭が進学を断念。このような問題を抱えています。
この課題を解決するために立ち上がったのが、「building blocks+10プロジェクト」。
幼稚園卒園後の10年間(初等〜中等教育)を継続して支援するプロジェクトです。
JOY GIFTは教育のバトンをつなぐため「+10プロジェクト」に参画し、卒園後の子どもたちの私立小学校進学をサポートしています。
ひとりひとりとマッチングするスポンサー制度を導入し、学費・教材費など、継続的に必要な教育費用を支援しています。
子どもたちが「希望のある未来」に進むため、伴走支援を実施します。
スラム街に生まれても、夢を持ち、学び続けられる環境を届け、一人ひとりの支援が
子どもたちの未来だけでなく、地域の可能性を広げると信じています。
支援があるかないかで大きく変わる、スラムに暮らす子供たちの未来
背景:貧困家庭
教育支援の不平等
支援なし
家計が苦しく、通えるのは公立
公立小学校
- ・先生が時々来ない
- ・英語教育がない
- ・教材や設備が不足
- ・治安が悪い
- ・質の低い教育
中退/早期労働
- ・教育機会の欠如
- ・低賃金労働
貧困の連鎖が続く
- ・次世代も同じ状況
支援あり
教育支援で私立に進学
私立小学校
- ・英語が学べる
- ・学ぶ楽しさを知る
- ・将来の可能性を知る
- ・質の高い教育
高校進学→就職・大学進学
- ・継続的な学習
- ・キャリアの選択肢
未来を自分で選べる力がつく
- ・貧困からの脱却
- ・社会貢献の可能性
JOY GIFT インド
ツアーのご案内
自分の知らない世界に触れる旅
概要
期間:現地3泊〜5泊 + フライト/ 年2回ほど開催しています。
訪問先:スラム街訪問・現地幼稚園訪問・支援している子どもたちとの交流など。
このツアーでは、 スラム街や支援している子どもたちとの出会い、現地の幼稚園訪問などを通し、「自分の知らなかった世界」や「可能性」に出会う旅です。日本では味わえない「本場」のエネルギーと空気感を、五感で体感できます。
JOY GIFTメンバーや、インドに精通した現地スタッフがアテンドするので安心してご参加いただけます。
※JOY GIFTへの寄付や現地での寄付や支援の強制は一切ありません